アマヤカ亭 アマヤカ亭

コンセプト

concept

アマヤカ亭とは

城下町の風情薫る
飛騨高山にオープンしたアマヤカ亭は、
伝統的なフランス焼菓子「カヌレ」のお店。
和洋各種のトッピングで
10種類のフレーバーにアレンジした、
かわいらしくて美味しい
「セボン・カヌレ」 をお届けいたします。

アマヤカ亭とは
アマヤカ亭とは
アマヤカ亭とは
アマヤカ亭とは
アマヤカ亭とは

ストーリー

story

むかしむかし
領国大名金森氏の時代

ストーリー
ストーリー

今でいう高山の安川通りの南側にな “おり”って女の子が住んどったんやって
おりは 餝(かざり)師の一人娘で それはでーれ可愛がられたんやって
「泰んちのおりは かしこくていい娘やなぁ」「お通さんに似て でーれ美人やさなぁ」
心が優しいおりは 町民からの評判も良かった

ストーリー

ONEDAY

STORY01

そんなある日
「領主様が天神山城跡に 城を築城するらしいよ」
「どうやら大がかりな整備するらしいぜ」
大名様の命で、父の泰が城の建築で漆垣内町へ呼ばれることになった

「おり わしがおらん間 しっかりかかの手伝いを頼むでな」

一生懸命働く両親を見て おりはいつしか「2人とも身体を壊しませんように…」と 毎朝 櫻山八幡宮に神頼みに行くようになった

STORY02

しかし まだ若いおりは 寂しさがこみあげてきてしまい たまらず神社の隅で泣いてまった

すると ひとりの男が声をかけてきた

「%¥$€☆@#&!?」

どうやら 男は異国のもので 全く言葉が通じんもんで困り果てたが
賽銭に刻まれた菊紋を見ると 何かを思い出したかのように おりに何かを差し出した
そこには 見たこともない花形の食べ物があった
男はそれを食べてみせ おりにも食べるように勧めた

STORY03

おそるおそる口にすると それはそれは 今まで食べたことのない食感と 団子とは違うが確かに甘い不思議な菓子やった
あんまり美味しいもんで 涙がぴたりと止まり、それを見た男は コクリとうなずき微笑むと、どこかへ行ってまった
後から聞いた話やと 男は異国の果実酒を売りに来とった商人やったんやと

「カリっとした食感の中に ふわっとした食感があって 噛めば噛むほど甘さが広がって 口の中が幸せやったなぁ」
「おとうとおかあにも 食べさせてやりたいなぁ そしたら 笑ってくれんかなぁ」

おりは その晩 異国の男にもらった菓子のことで 頭がいっぱいになって 中々寝れなんだんやと

ストーリー

NEXTDAY

STORY04

次の日 おりは その菓子の手がかりを探しに 団子屋に行ってみた

すると 途中で牛が泥に足を取られて困っとった

「大丈夫ですか? 何かうちが手伝えることはありますか?」おりは牛飼いの男に話しかけた
「お嬢さん ありがとなぁ そしたら 牛のお尻を後ろから押してくれんかなぁ」
2人で牛を引っ張り出すと「お嬢さん ほっとありがとなぁ これでも飲んでみ」男はそう言うと 牛の乳を手渡してきた

「これは あの時食べた菓子の風味じゃ」
「あの時の菓子はこれを使っとったんやなっ」
団子屋には行けなんだが 牛の乳は菓子作りの手がかりとなった

だけども「あの菓子の甘さは他にあるで それを見つけんと」

ストーリー

ANOTHERTDAY

STORY05

少しし
その日はかかの手伝いで一緒に野麦峠まで国府ナスと飛騨ねぎを卸しに行くこととなった

帰りの道中 地蔵様の前で商人達がどうやら行き先の方角がわからんくなり立ち往生してござった

「困ったな 道に迷ってまった」

話を聞くと 自国の名産品を売りに回っとるようで高山へ向かいたいみたいやった

「うちの国の美味いもんを 本国の人にも食べてほしくての」
「しかし道がわからんくなってまったんやさ」

お通とおりは「うちらも高山に帰っとる途中やで 道案内しょうか」
「おぉ、そうであったか ではよろしく頼む」と道案内することとなった

STORY06

商人達はずーっと南の国から訪れているらしく 珍しい話を色々と話してくれた
すると「お嬢さん、これ食べてみな 疲れが取れるよ」と何やら黒いものを手渡してきた
恐る恐る口にすると それは砂糖を煮詰めて固めたものだった

甘さのなかに香ばしさとコクがあり 商人の言う通り不思議と疲れが取れた
ふと これはあの菓子に使えるかもしれんと閃いたおりは高山に戻ると さっそく黒糖を使いあの菓子を作ることにした

ストーリー

RETURN

STORY07

しかし 一つ問題があった

「あの菊紋のような形はどうやって模るんやろう」
頭を悩ませていると 泰の鏨が目に入った

「そうや これで金型を作ればいいんや」
いつも横でみていた泰の仕事を思い出し おりは製型をつくった
型で菓子を焼き上げてみたが 何か違う

おりは何度も何度も繰り返し 納得のいく菓子をつくり続けた

ストーリー

WINTER

STORY08

季節は冬になり おりの家屋からは甘く香ばしい香りが立ち上っていた
町民たちは不思議そうに見守っていた

春の山王祭に向け みんな準備をしとったが 寒さが厳しい高山やもんで はやり病で身体をこわしてしまうものも現れた

「このままじゃ 春の祭りが中止になってまう」「どうしたもんか 何か良い手はないか」

STORY09

町民たちが頭を悩ませていると おりがみんなに何かを配ってまわった
「どうか これを食べてください」

皆 見たこともないそれを不思議に思ったが 優しいおりの言うことじゃ食べてみるかと口にしてみた

「美味い なんと食べたことのない菓子やわ」「なんだか疲れが取れた気がするの」
疲れ切っとった町民たちに少し活気が戻った
そんな噂を聞きつけ宮大工たちもおりの元へ集まるようになった
「おり あの菓子を食べさせてくりょ」「あれがありゃ 明日もがんばれるんやさ」
いつしか おりの作る菓子は職人たちの活力となりよった
泰もお通もそれを大そうよろこび 誇らしくおもった

ストーリー

山王祭も大成功を収めることができ
おりの作る菓子は「セボンカヌレ(おいしい菓子)」と名付けられ職人の街の名物となったんやとさ

FIN

飛騨高山とアマヤカ亭

  • 風景に溶け込む手乗りサイズ

    風景に溶け込む手乗りサイズ

    静かに流れる宮川、そのすぐ近くには歴史情緒あふれる古い町並みがあり、訪れた方を優しく迎えてくれます。
    そんな飛騨高山の地にアマヤカ亭のカヌレは種類も豊富で
    様々な観光場所でお楽しみいただけます。
    可愛いカヌレを是非、美しい町並みへ連れ出してください。

  • 店内はSNS撮影スポットがたくさん

    店内はSNS撮影スポットが
    たくさん

    アマヤカ亭の店内は、ご注文をお待ちの方も楽しんでいただける仕掛けがいっぱい。
    お気に入りのスポットを見つけて
    飛騨高山に来た思い出の写真をお撮りください。
    お申し付けいただければ、スタッフが撮影のお手伝いもさせていただけますよ。

  • ご自宅でも飛騨高山を思い出してほしい

    ご自宅でも
    飛騨高山を
    思い出してほしい

    楽しんでいただけた飛騨高山の思い出を、ご自宅でも味わっていただけます。
    ショッピングバナーよりアクセスしていただきご注文ください。
    10種類のカヌレの他、季節のカヌレを定期的に入れ替えていますので
    シーズンごとにお楽しみいただけます。