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飛騨高山の民芸品をチェック!購入できるスポットもご紹介
2022年07月16日お役立ちブログ
飛騨高山の伝統工芸品は、白木地に透明感のある漆を塗り重ねる「飛騨春慶」、イチイ材を色付けせずにノミだけで彫り上げる「一位一刀彫」、江戸時代末期から続く手作り・手書きの焼き物として知られる「渋草焼」などに代表されます。
伝統工芸品は少々お値段が張るため、お土産としては敷居が高いと感じる方もいるでしょう。
一方、民芸品は民衆生活から生まれた手工芸品で、お手頃な価格で購入できます。
今回は、飛騨高山の有名な民芸品やおすすめの民芸品のお店をご紹介します!
※掲載情報は執筆時点の情報となります。変更の可能性もありますので、ご利用前に各オフィシャルホームページ等で最新情報をご確認ください。
飛騨高山の有名な民芸品とは?
まずは、飛騨高山のお土産として定番の民芸品をご紹介します。
さるぼぼ
「さるぼぼ」とは、飛騨高山で昔から作られる人形のことです。
奈良時代に遣唐使が日本に伝えた「這子」と呼ばれる赤ん坊を象ったぬいぐるみが原型とされています。
飛騨弁では赤ちゃんのことを「ぼぼ」といい、猿の赤ちゃんに似ていることから、さるぼぼという名前がつきました。
災いが去る(猿)、家庭円(猿)満など縁起物のお守りとして人気の民芸品です。
飛騨さしこ
飛騨さしことは、弱い布にあて布を重ねて補強し、木綿糸で刺繍を施すことで、裏も表も美しく仕上げる民芸品です。
古くは技術そのものを指す言葉でしたが、近年は衣類やカバン、コースターなどの商品を指すことが大半です。
一位細工
一位細工とは、一位一刀彫の材料と技術を用いて作る文具や根付、アクセサリーなどの細工物のことです。
「一位の木」は、約800年前の天皇即位の際にこの木を用いて作った笏を献上したところ、美しい木目と艶やかさから、最高の位である「正一位」を授かったいう逸話がその名の由来になっています。
飛騨高山でおすすめの民芸品スポット5選!
飛騨高山の有名な民芸品を買うならここ、というおすすめの民芸品スポットをご紹介します。
さるぼぼグッズや民芸骨董品が一同に揃う【飛騨物産館】
さるぼぼグッズや飛騨高山の焼き物、民芸骨董品から一刀彫、春慶塗などの工芸品までが揃う「飛騨物産館」。
お土産のジャンルごとにエリアが分かれており、銘菓・駄菓子、酒・飲料、漬物、高山ラーメン、飛騨牛、味噌・醤油など、飛騨高山の定番商品が購入できます。
住所 | 岐阜県高山市西之一色町2-180(高山グリーンホテル敷地内) |
営業時間 | 7:00~22:00 |
定休日 | なし(ホテル営業日に準じる) |
販売価格 | さるぼぼ根付495円~/合格さるぼぼ495円~/部活さるぼぼ560円 |
アクセス | JR高山駅からシャトルバス5分 |
公式サイト | https://www.takayama-gh.com/hida/ |
オリジナルさるぼぼが縁結びに効くと話題【かぼちゃやさん】
鍛冶橋近く、やすがわ商店街にあるお土産店「かぼちゃやさん」。
カラフルなさるぼぼが目を惹く明るい店内には、マグネットや和柄Tシャツなどのオリジナル商品が並びます。
中でも手作りのピンクさるぼぼは縁結びに効くと話題です。
住所 | 岐阜県高山市片原町37 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | JR高山駅から徒歩10分 |
公式サイト | https://yasugawa.com/kabochayasan |
飛騨高山の民芸品・さしこ製品の老舗【本舗飛騨さしこ】
飛騨高山の民芸品として知られるさしこ製品のお店といえば「本舗飛騨さしこ」です。
「昔から伝わる生活の中の美術品としての飛騨さしこ」を職人が一針ずつ丁寧に縫い上げています。
白い木綿糸で描かれた模様が繊細で美しく、どの作品も温もりを感じさせる逸品です。
住所 | 岐阜県高山市片原町60 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
販売価格 | ふきん970円~/コースター430円/ポケットティッシュ入れ1,000円 |
アクセス | JR高山駅から徒歩10分 |
公式サイト | https://hida-sashiko.jp/ |
うさぎ好きのお土産に最適な雑貨のお店【高山うさぎ舎】
「高山うさぎ舎」は、飛騨高山の古い街並みにあるうさぎ雑貨のお店です。
ハンドメイド作品から生活雑貨、人形までありとあらゆるうさぎアイテムが出迎えてくれます。
高山で赤子を意味する「ぼぼ」と幸せの象徴「うさぎ」を掛け合わせたオリジナルキャラクター「うぼぼ」は、他のお店では手に入らない貴重なお土産です。
住所 | 岐阜県高山上三之町37 |
営業時間 | 9:30~17:00(夏期は延長あり) |
定休日 | 無休(臨時休業あり) |
販売価格 | うぼぼ商品432円~/うぼぼ人形1080円~/ガラスマスコット440円~ |
アクセス | JR高山駅から徒歩10分 |
公式サイト | https://usagiya.jp/ |
一位細工の根付などの飛騨高山民芸品専門店【三川屋本店】
飛騨高山の伝統工芸品や民芸品を数々取り揃えている「三川屋本店」。
本格的な飛騨春慶や一位一刀彫の商品から、お手頃価格で購入できる一位根付まで、さまざまなアイテムが集結しています。
広い店内には、お菓子や物産品、お酒などがズラリと並び、2階のギャラリーではのれんやタペストリー、和小物の展示販売が行われています。
住所 | 岐阜県高山上三之町43 |
営業時間 | 9:00~17:30 |
定休日 | 無休(12~1月は火曜) |
販売価格 | 一位根付660円/飛騨春慶箸1,050円~/木製ぐいのみ2,530円~ |
アクセス | JR高山駅から徒歩5分 |
公式サイト | http://www.sangawa-ya.co.jp/index.html |
まとめ
今回は、飛騨高山の有名な民芸品やおすすめの民芸品のお店をご紹介しました。
飛騨高山にはまだまだたくさんの民芸品スポットがあるので、今回ご紹介したお店を中心に、古い街並みをゆっくり眺めながら散策してみてください。
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※掲載情報は執筆時点の情報となります。変更の可能性もありますので、来店前に各オフィシャルホームページなどで、最新情報のご確認をお願いいたします。