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朴葉味噌とは?美味しい食べ方や作り方を解説!

2023年06月15日お役立ちブログ

「朴葉味噌ってどんな料理?」このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。朴葉味噌は、岐阜県の郷土料理で多くの方に親しまれています。

本記事では、朴葉味噌の特徴や美味しい食べ方をまとめました。自宅で簡単にできる朴葉味噌の作り方も紹介しているので、自宅で朴葉味噌を楽しみたい方は参考にしてください。

朴葉味噌とは?美味しい食べ方や作り方を解説!

朴葉味噌とは?

朴葉味噌とは岐阜県の郷土料理のひとつで、現地で食べるグルメだけではなく、お土産としても人気があります。

朴葉味噌とは味噌にしょうがやネギなどの薬味を混ぜ、ほうの木の丈夫な葉に乗せて焼いたものです。深い味わいと香ばしい香りが特徴で、おつまみやごはんのお供として親しまれています。

朴の葉は火に強いため、お皿のようにして中の具材に火を通せます。また、朴の葉には殺菌効果もあるため、食材にカビが発生するのを予防します。

甘みが少ない飛騨地方の味噌にみりんや砂糖などの調味料を加えて作られるため、甘みのあるコクや味わいが特徴です。細かく刻んだねぎやきのこなどの具材を加えることで、シャキシャキとした食感も楽しめます。

朴葉味噌の原点

冬になって落ちた朴の葉を調理器具として使ったのが朴葉味噌の始まりです。寒い冬に食べ物を温めるために、朴の葉が使用されていました。

現在は朴葉味噌と飛騨牛と合わせたり、味噌にきのこやしょうがなどを加えて作られていますが、伝統的な朴葉味噌はネギを加えたとてもシンプルな料理です。

朴葉味噌の美味しい食べ方

ここからは、美味しい食べ方を紹介します。肉や魚とも相性が良いため、さまざまな食べ方が楽しめるでしょう。

白いご飯に乗せる

朴葉味噌を初めて食べる方には、炊き立ての熱々ご飯に朴葉味噌を乗せて食べる方法がおすすめです。味わい深い味噌と熱々の白ごはんの相性は抜群で、パクパクと箸が進みます。

少し変わった食べ方を楽しみたい方には、朴葉味噌を使った焼きおにぎりがおすすめです。おにぎりに朴葉味噌を薄く塗り、トースターやグリルパンで焦げ目がつくまで焼きましょう。

香ばしい味わいが堪らないおにぎりで、ちょっとした軽食にもおすすめです。

魚と組み合わせる

深い味わいが特徴の朴葉味噌は、白身魚や青魚と相性抜群です。好みの調味料を加えた味噌と魚、朴葉を包んで焼けば旨味が詰まった魚のホイル焼きが完成します。

魚を組み合わせることで、魚と味噌の味を引き立てます。ホイル焼きの味付けに失敗することもないため、料理の時短にも繋がります。

肉と組み合わせる

飛騨牛との相性の良さは有名ですが、鶏肉や豚肉とも良く合います。好みの肉を味噌と一緒に炒めると、簡単にごはんのおかずが完成します。

好みの具材を加えることで、ごはんが進むボリューム満点のメインおかずになります。朴葉の香りがアクセントになり、食欲をそそります。

朴葉味噌の作り方

朴葉味噌は通販サイトでも購入できますが、朴葉味噌を自宅で楽しみたいと考える方も多いのではないでしょうか。ここからは、朴葉味噌の作り方を紹介します。

必要な材料は以下の通りです。

・朴葉
・合わせみそ
・砂糖
・長ネギ
・好みのきのこ

乾燥朴葉だけではなく、生の朴葉でも調理できます。朴葉はネット通販などで販売されています。

まずは、合わせみそに砂糖を加えてよく混ぜましょう。好みの味になるように砂糖の量を調整してください。長ネギときのこは火が通りやすいように細かく刻んでおきます。

朴葉は火がつかないように、あらかじめ水をしっかりと吸わせておき、その後水分を拭き取ります。生の朴葉であれば、そのまま使用しても問題ありません。

水気を拭き取った朴葉の中心に味噌を薄く塗りましょう。味噌の上に刻んだきのこと長ネギを乗せ、弱火のフライパンで加熱します。味噌が焦げてきたら、全体を良く混ぜ合わせます。

それぞれの具材に味噌がしっかりと馴染んだら完成です。

おわりに

朴葉味噌の特徴や美味しい食べ方について詳しく紹介しました。

朴葉味噌は岐阜県の郷土料理で深い味わいと朴葉の香ばしさが特徴です。魚や肉との相性も良く、さまざまな食べ方が楽しめます。

朴葉味噌は味にクセがなく、子供から大人まで美味しく食べられます。朴葉味噌は簡単に作れるため、自宅で岐阜県の郷土料理を楽しみましょう。

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