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高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

2023年03月29日お役立ちブログ

春と秋に行われる高山祭は、京都の祇園祭、秩父の夜祭とともに日本三大美祭に数えられる有名なお祭りです。
日本の「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されており、また屋台は重要有形民俗文化財、屋台行事や祭行列は重要無形民俗文化財にそれぞれ指定されています。

そんな文化的に価値のある豪華絢爛な屋台や祭り行列を一目見ようと、お祭り開催の時期には多くの人が訪れて賑わっています。
日本の原風景が残る飛騨・高山で、美しいお祭りをゆったりと楽しみませんか?

高山祭の特徴や見どころ、開催日程、アクセス方法などをお伝えしていきます。

高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

高山祭りとは?内容と特徴・見どころをご紹介

小京都といわれる飛騨高山がある岐阜県北部の高山市で、春と秋に開催される絢爛豪華な屋台が見どころのお祭りです。
4月に開催される春の高山祭は日枝神社の例祭で山王祭と呼ばれ、10月に開催される秋の高山祭りは櫻山八幡宮の例祭で八幡祭と呼ばれています。
春と秋に開催される同じ名前のお祭りですが、特徴の異なるお祭りで両方とも訪れるかいがあるお祭りです。

春の高山祭り「山王祭」

高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

飛騨高山に春の訪れを告げるのが日枝神社の例祭である「山王祭」。
動く陽明門ともいわれることもある屋台が12台曳き揃えられる豪華絢爛な姿は衝撃的です。

また闘鶏楽や裃姿の伝統的な衣装を身にまとった数百名の祭行列も見どころで、お囃子や雅楽、獅子舞とともに各地域をまわります。
夜には、各屋台に約100個の提灯が灯され、艶やかな夜を演出する飛騨人が誇れるお祭りです。

三番叟・龍神台・石橋台と呼ばれる3つの屋台にはからくり人形が設置されていて、このからくり人形を動かすからくり奉納も実施されます。
からくり人形の動きがとても美しく、屋台の上の小さな舞台で多くの人を魅了します。

秋の高山祭り「八幡祭」

秋の高山祭は「櫻山八幡宮」の例祭である「八幡祭」。
春の高山祭は、通称「上町」と呼ばれる地域で開催され、お祭りの行列を「御巡幸」、夜のお祭りを「夜祭」呼びます。

それに対して秋の高山祭は、通称「下町」と呼ばれる地域での開催で、お祭りの行列を「御神幸」、夜のお祭りを「宵祭」と呼ばれています。
秋の高山祭の見どころは11台の屋台の曳き揃えと4台の屋台による曳き廻しです。
貴重な4台の屋台が町中に引き回されます。

曳き揃えは春の高山祭でもありますが、曳き廻しは秋の高山祭りだけです。
巫女さんの髪飾りにも春と秋の高山祭で特徴が異なります。
春は「桜」をモチーフとしていますが、秋は「菊」がモチーフです。
秋の紅葉に合わせて、より風情があり大人の祭りをイメージさせる髪飾りとなっています。

高山祭りっていつ開催?開催スケジュールをご紹介

春と秋のそれぞれで特徴があり、絢爛豪華な屋台が見どころの高山祭。
高山祭は、春の山王祭と秋の八幡祭、2つのお祭りの総称です。

日本三大美祭の一つでもある魅力的なお祭りのそれぞれの開催スケジュールについてご紹介します。

春の高山祭り「山王祭」

毎年4月14日・15日に開催されます。
山王祭の主要スケジュール(予定)

4月14日(1日目)
屋台曳き揃え:9:30~16:00
からくり奉納:11:00・14:30
御巡幸:13:00~16:00
夜祭:18:30~

4月15日(2日目)
屋台曳き揃え:9:30~16:00
からくり奉納:10:00・14:00
御巡幸:12:30~16:00

高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

秋の高山祭り「八幡祭」

毎年4月14日・15日に開催されます。
山王祭の主要スケジュール(予定)

10月9日(1日目)
屋台曳き揃え:9:00~16:00
からくり奉納:12:00・14:00
御神幸:13:00~15:00
屋台曳き廻し:13:30~16:00
宵祭:18:00~

10月10日(2日目)
御神幸:8:30~11:30・13:30~16:00
屋台曳き揃え:9:00~16:00
からくり奉納:11:00・13:00

高山祭りに行ってみたい!アクセス方法や駐車場の有無

アクセス方法

公共交通機関を利用する場合
東京方面からは、東海道新幹線で名古屋駅へ向かい、名古屋駅からJR高山本線で高山駅下車(名古屋駅から約2時間20分)。
関西方面からは、大阪駅から特急ワイドビューひだ号を利用し高山駅下車(大阪駅から約4時間10分)。

高山駅から日枝神社へは徒歩で約20分、櫻山八幡宮へは徒歩で約20分です。

神社までにもお祭りを楽しめます。
江戸時代以降の古い町並みや周辺の散策も兼ねて散歩してみるのもおすすめです。
駅からと会場行きの有料シャトルバスも出ています。

自動車でのアクセス
東京方面からは、中央自動車道と長野自動車道を利用して松本ICで降り、国道158号を通って高山駅。
(約4時間30分)関西方面からは、名神高速道路を利用して一宮JCTから東海北陸自動車へ、飛騨清見ICから中部縦貫道を利用して経由で高山ICで降り一般道を走行して高山駅。(約4時間)

駐車場情報

高山駅周辺にも有料駐車場が複数ありますが、高山祭当日は臨時駐車場が設置されます。
また、会場と臨時駐車場を結ぶ無料のシャトルバスが運行される予定なので、臨時駐車場の利用がおすすめです。

匠ヶ丘臨時駐車場
名鉄自動車整備 飛騨支店の向かい側にあり、会場から約5キロ離れていることから無料シャトルバスが随時運行されています。
収容台数は700台で、駐車料金は無料となっていますので高山祭に訪れる際には便利です。

ぜひ高山祭りを楽しみましょう

高山祭りってどんなお祭り?高山祭りを知ってもっと楽しみましょう

高山祭は、ユネスコ無形文化遺産、重要有形民俗文化財、重要無形民俗文化財、日本三大美祭など、さまざまな形で受け継がれているお祭りです。
豪華で精巧な屋台や鮮やかさもある祭り行列を日本の古き良き雰囲気が残る飛騨・高山でゆったりと楽しみませんか?

TVでも紹介された飛騨高山のカヌレのお店『アマヤカ亭』